ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。   クラスの後に、ある方がこんなことを仰っていました。 「私、全然出来てませんね～。体も硬いし。。。」 それに対して私、 「いやいや、最初の頃に比べたら、全然出来てきてますよ。 それに、出来る、出来ないはありませんから。」 このように仰る方、少なくありません。 私もそう思っていました。 ヨガは気持ちがいいし、ただ好きだから続けましたが、 他のことだったら、「私には出来ないな」と思ってやめていたかもしれません。 ●できる／できない基準 やっぱり、できれば嬉しいし、できなければ悔しかったり、残念な気持ちになりますよね。 「できることが良い、できないと悪い」という判断基準が根深くあるな、と思います。 子どもの頃から、できれば褒められたし、できなければ注意されたこともあります。 社会も同じです。 私を含め、多くの人がこの基準「できる／できない」でジャッジしていることってありませんか？ そのジャッジを自分自身にもしているから、 「私はできない」と思ってしまいますよね。 私はそうでした。 ヨガを始めた頃、クラス中に、「一緒にクラスを受けている皆さんの中で、私が一番できないな、イヤだな」と思ったりしました。（全然集中してない証拠ですが　笑） （だからこそ、「私、全然出来てませんね」と仰っていた方の気持ちがよくわかります。） ●生きやすくなるヨガ ヨガの練習を続けてみて思うのは、 この「できる／できない」のジャッジを和らげて、 生きやすくする、 というマインド面での効果があるということです。 「できる＝良い」という判断基準を持っていると、 自分がやることは、「ある程度、できるようにならなくては」と思います。 でも、できないことって、誰でもあります。 ヨガの練習を通して、 「できなくても、あなたはあなたでいいんです」 ということを実感することが、気を楽にして生きることに繋がると思います。 ヨガの練習をしていて、「私、出来てないな」と思うことがあっても、 「そもそも、できる／できない　じゃなかったんだ」と思い出して下さいね。 呼吸して、体を感じて、「できる／できない基準」から離れてみましょう。