ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。   先日、ある生徒さんとお話をしていました。 その方は、ヨガを始めて、自分は筋力がないと感じたそうです。 立位のポーズでは、脚がブルブル震え、 腕で支えるポーズでも、腕がブルブル震えてしまうと仰っていました。 私もヨガを始める前は、ほとんど運動をしていなかったので、 筋力がなくて、ブルブル震えてました。 このポーズもキツかったです。 その生徒さんから、 「筋肉がつくって、筋肉が増えるってことですか？」 ということを聞かれましたましたので、筋肉についてまとめてみます。 . ●筋肉とは 筋肉は、多数の筋細胞が集まってできた筋線維が、 束になって作られています。 筋線維の束を筋束と言います。 筋肉は、心臓の筋肉である心筋、心臓以外の内臓の筋肉である平滑筋、 体を動かす筋肉である骨格筋があります。 一般的に「筋肉」と言われているのは、この骨格筋のことです。 筋肉は、収縮することで力が出ます。 この時に発生する力が筋力です。 . ●「筋肉がつく」というのは 「筋肉／筋力をつける」というのは、 筋線維を増やすのではなく、 筋線維を太くすることです。 骨格筋に負担をかけて、疲労させる、または損傷させると、 体はその場所を回復させようと働きます。 その結果、筋線維が太くなり、筋力がつきます。 . ●年齢とともに 年齢と共に「筋力が衰える」と言われますが、 これは、年齢とともに筋線維の数が減って、 筋萎縮が起こるからです。 筋萎縮は、病変や疾患がある場合以外は、 筋肉を長期間つかっていないことが原因でおこります。 筋肉を使うことはとても大事ですね。 「歳を取ったら、体を動かすなんて無理じゃないの？」 と思うかもしれませんが、 高齢になっても、筋肉を鍛えることは可能です。 （その時の体にあった、無理のない方法で） 年齢とともに体が変化していきますが、 出来ることを行って、体の状態を保っていたいですね。