一般の人を対象にした疫学調査で、女性の60歳以上で約40%、80歳代では60%が、レントゲン上で変形性膝関節症(へんけいせい・しつかんせつしょう)と診断されたそうです。
膝関節症になりやすい人はこんな方です。
1.女性
女性は下記2の理由から男性の4倍も発症者数が多い
2.つま先が内向き女性はつま先が内側に向きやすい生活を送っている人が多く、つま先が内向きだとひざの可動域が狭くなり下記の状況が重なってひざへ負担が大きくなり、ひざの軟骨を擦り減らしやすくなる
3.猫背猫背の人は骨盤が後ろに下がりひざが少し曲がった状態で歩きやすくなり、つま先が内向きの人はひざに負担がかかる
4.O脚O脚はひざの内側により負担がかかりやすくなり、日本人の変形性膝関節症の約90%がひざの内側の変形
ひざへ多くの荷重がかかるので、ひざの軟骨が擦り減らしやすくなる