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2024/01/15

図解「ぎっくり腰」原因と改善法

スマイルボディ代表の 松尾 です。

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図解 原因と改善法シリーズ」 は、

症状別に

  • なぜ なるのか
  • どうしたら 改善するのか

をお伝えするシリーズです。
(20症状を予定しています)

今回はぎっくり腰です。

 


 

「ぎっくり腰」とは

.急性腰痛症と呼ばれ、突然、腰部に痛みが走る関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をいいます。

gikuriしびれや発熱などの腰痛以外の症状や、痛みが悪化するような場合は、脊椎や内臓の疾患が関わっていることがありますので、医師の診断が必要です。

ぎっくり腰は、ひどい痛みがある場合、起き上がることもできず、トイレに立つことも困難、身の回りのことができないなどといった、生活上の不具合が生じます。

しかし、痛めたばかりの急性期は、患部が炎症を起こし熱を持つことで痛みを強く感じるものの、2~3日ほどで炎症が治まりますと、痛みが軽減されます。

 


 

原因

.

原因は 「もともと腰部を支える機能が低下して『骨盤』が歪んでいる」 ところに、何らかの刺激で、腰部を支える筋肉・関節・椎間板などを痛めることにより起こります。

【発症のプロセス】

1. 「骨盤を支える筋肉が弱り骨盤が歪む」 

2. 歪んだ骨盤により「腰の筋肉が引っ張られる」

3. 腰の筋肉に何らかの刺激で「耐え切れず筋肉繊維が裂ける」

 

 

「 腰部を支える機能が低下して 『骨盤』 が歪む 」 原因

 

・ 生活習慣

座り仕事、立ち仕事、パソコン操作など、同じ姿勢でいる時間が長い場合、疲労する筋肉や負担がかかる部位が偏り、骨盤に歪みが生じます。

また運動不足の場合にも筋肉の血流が滞りから筋肉が収縮し繋がっている骨盤が歪み、腰を支える筋肉機能が低下します。

 

・ 運 動

スポーツなどの運動後、筋肉疲労の残り方や筋肉の機能バランスが悪いと、逆に腰に負担がかかってしまうことがあります。

 

・ ストレス

仕事・生活などで精神的な負荷がかかると、一部の筋肉が緊張して血流が滞り収縮し、繋がっている骨格・骨盤が歪みます。

 


 

対処法

.

● 急性期 (発症から2~3日まで)

.

患部が熱をもっていて強く痛む時は、ケガをしている状態です。

・安静に

安静にして過ごしましょう。 寝る姿勢は、横向きで膝の間に枕をはさんだり、仰向けで膝を立てたり、といった自分の楽な体勢に。

・温めない

痛めた部位は温めない方が無難。

1日数回、10分間アイスパックなどで冷やして対処します。

どうしても動かなくてはならない場合は、後述する「コルセットを巻いて腰部を安定させる」ことで、楽になる場合があります。

 

 

● 回復期 (発症して2~3日以降)

・軽い運動

数日間、横になった状態が続くと、体を支えるために必要な筋肉が弱化し始め、また体を動かさないことによる血行不良により、更なる「腰部を支える機能が低下」を招いてしまいます。

軽い運動を徐々に始めることが大事です。 後述の「ストレッチ」をおすすめします。

 

・代替医療の利用

動くことが出来るようになったら、急性腰痛症を扱っている整体、鍼灸、カイロプラクティックなどの代替医療を受診すると、回復が早まります。 .

 


 

● 急性期の応急対処法

 

まだ痛みが強いものの動く必要がある時に用いる、コルセットを使った「動くため」の応急対処法 です。

 

● 応急対処法1 

コルセット1枚を骨盤の下側に巻き骨盤を矯正する

① まず骨盤部分にコルセットを少しきつめに巻きます。 gi-1

② 次にコルセットを下に折りたたみます。横から見ると、お尻の肉が盛り上がっています。 gi-1

痛みがあまり変わらないときは、お尻側だけ上に動かしてください。丁度、痛みが和らぐ場所があります。 この位置にコルセットを巻いてから3分程度待つと、痛みが和らぐケースが多いです。

 

● 応急対処法2 

コルセット1枚で骨盤を矯正、もう1枚で腰部を安定させる

gi-2応急対処法1を行っても痛みが和らがないときは、腰部を安定させ緊張している筋肉の負荷・負担を軽減させるために、もう1枚コルセットを腰に使います。

ただし、患部の炎症がまだ熱をもっている場合、今より痛みが増すことがあります。

その場合は諦めて、コルセットで筋肉を締め付けることは回復に良くありませんので、外してください。

 

痛みが和らぐ理由

腰部の痛みは、腰をはじめ、背中、お尻、脚などの筋肉の緊張によるものですが、骨盤の下側にコルセットを巻くと、腰の筋肉とお尻の筋肉の緊張を緩めることができるため、痛みを和らげることができます。

 


 

● 回復期に行う軽いストレッチ

 

回復期には、ストレッチを行うと回復が早まります。 ここでは、イス1つで出来る簡単なストレッチをご紹介します。

 

 

① ふくらはぎ のストレッチ
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ぎっくり腰に「ふくらはぎ」のストレッチ。

関係なさそうですが、実は腰と関係しています。ふくらはぎは、立っている時に筋肉の中で最もがんばって体を支えています。

そのふくらはぎが疲労して上手く働かなくなると周りの筋肉が代わりに働こうとします。

こうして、太もも・骨盤・腰の筋肉が緊張を強いられ、ぎっくり腰を起こす原因の1つとなるのです。

ふくらはぎと腰は膀胱経という経絡(けいらく(気のルート))でつながっています。

ストレッチの最初は、腰から離れているので痛みの恐怖感が少ないこの部分を緩めていきます。

また、第2の心臓と言われるふくらはぎに新鮮な血液が入り、血行不良による冷え・むくみも改善されます。

最初はこれだけでも良いです

 

 

② 太ももの裏(ハムストリング)のストレッチ
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ハムストリングは、骨盤とひざをつないでいる太ももの裏にある筋肉です。

この部分が運動不足や疲労などで血行不足になると収縮して骨盤が後に引っ張られます。

骨盤が後に引っ張られると腰から背中にかけての筋肉が引き伸ばされた状態になってしまい、それがぎっくり腰に繋がります。

2つ目のストレッチは、片足をイスの上に乗せ、収縮したハムストリングを緩めていきます。

 


③ 太もものつけ根(腸腰筋)のストレッチ

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腸腰筋(大腰筋・腸骨筋など)は、腰骨や骨盤と大もものつけ根近くの骨をつないでいる筋肉です。 gi-7

この部分が運動不足や疲労などで血行不足になると、収縮して腰骨や骨盤が引っ張られ、ぎっくり腰に繋がります。

体の深い場所にあるためマッサージなど外からのアプローチが困難なので、このストレッチが有効です。

 


 

●「ぎっくり腰」への整体施術

スマイルボディでは、「ぎっくり腰」に対して次のような方針で整体の施術をしています。 .

 

● 急性期 (発症から2~3日まで)

患部はケガをしている状態なので、患部(腰)への施術は行わない。 「腰部を支える機能が低下して『骨盤』が歪んでいる」状態を改善するために、関連箇所(脚・臀部・背中・肩・腕・首など)を ゆらぎリリース法 により施術する。

gi-9 状況に応じ、前述した「コルセットを用いた応急対処法」をアドバイス。

 

 

● 回復期 (発症から2~3日以降)

ゆらぎリリース法により関連箇所(脚・臀部・背中・肩・腕・首など)を先に施術して、しっかり緩めてから、同じく ゆらぎリリース法 により腰の施術を行う。

gi-8 施術後に、「回復状況に応じたストレッチ法」をアドバイス。

 


 

「ぎっくり腰の原因と対処法」のご説明は以上です。

 

次回もお楽しみに。

 

図解 原因と改善法シリーズ

  1. 肩こり
  2. 腰 痛
  3. 首こり
  4. 頭 痛
  5. 花粉症
  6. ぎっくり腰
  7. 四十肩・五十肩
  8. 顎(がく)関節症
  9. 足の冷え性
  10. ひざ痛
  11. 股関節痛
  12. 足のむくみ
  13. 足や腹筋がつる

 

スマイルボディ
代表 松尾さとし

 

 

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